こんにちは、harukaです。
20年12月にdocomoが新料金プラン「ahamo」を発表したのを皮切りに、Softbank、auと大手キャリア3社が対抗プランを投入しました。それに加えて楽天モバイルも市場参入し、スマホの月額料金が大幅に安くなりました。
ただし、各社とも店舗ではなくオンライン専用プランと位置付けているので、自分で行動する必要があります。
そこでこの記事では、乱立するスマホ料金プランを比較して、あなたのライフスタイルに合わせて、どのプランがお得なのかについて丁寧に解説します。
※この記事で表示する料金は、全て税込額とします。
スマホの料金プランが多すぎて悩んでいる
各社のメリットとデメリットが知りたい
子供にスマホを持たせたい
3大キャリア新プランの比較
会 社 名 | NTTドコモ | ソフトバンク | au(エーユー) |
サービス名 | ahamo(アハモ) | LINEMO(ラインモ) | povo(ポボォ) |
基本料金 | 2,980円 | 2,728円 | 2,728円 |
5分通話無料 | 標準 | 550円 | 550円 |
かけ放題 | 1,100円 | 1,650円 | 1,650円 |
追加料金(1GB) | 550円 | 550円 | 550円 |
家族割引 | 有(*1) | 無 | 無 |
海外ローミング | 可能 | 別料金 | 未定 |
5G対応 | ○(*2) | ○(*2) | ○ |
*1 : ドコモと契約している家族がいる場合、ahamo回線も割引対象としてカウントされます。
(※ahamoの料金は割引されません)
*2 : 5Gに対応した端末(スマホ)が必要となります。
なお、2023年時点で5G対象エリアは限定されています。ご自身の住所が対象エリアに含まれているかどうか、あらかじめご確認ください。
通信量はいずれも20GBで基本料金はahamo(アハモ)が少し割高に見えますね。これは「5分通話無料オプション」の有無による差です。
家族や友人同士であればLINEの無料通話機能で十分ですが、仕事関係となるとそうもいきませんよね。
家族や友人以外の人との通話が一定程度ある方は「5分通話無料」のオプションを付けていたほうがいいかもしれません。5分通話無料という共通条件であれば、実質ahamo(アハモ)が最安となります。
オンライン手続き限定ということから、各社とも新料金プランのターゲットを「ネットリテラシーの高い若年層」に絞っているのでしょうが、特徴的なのがpovo(ポボォ)には「データ使い放題24時間」(220円)のオプションがあることです。例えば休日にまとめてオンライン動画を見る場合などは220円で済むので便利かもしれません。
その他のブランドの料金比較
会社名 | 楽天モバイル | ソフトバンク | au(エーユー) |
ブランド名 | Rakuten Unlimit | ワイモバイル | UQ mobile(ユーキューモバイル) |
小容量プラン(3GB) | 1,078円 | 2,178円 | 1,628円 |
中容量プラン(15GB) | 2,178円 | 3,278円 | 2,728円 |
大容量プラン(25GB) | 3,278円 | 4,158円 | 3,828円 |
ここで際立つのはRakuten Unlimit(楽天アンリミット)の安さです。実は同プランでは0~1GBまでは無料となります。料金は使ったデータ分だけ請求されるので、あらかじめ容量を決めなくていいというのも助かりますね。
他の2社はそれぞれSoftbank(ソフトバンク)au(エーユー)の格安サブブランドです。新料金プランのLINEMO(ラインモ)やpovo(ポボォ)は20GBなので単純比較はできませんが、LINEMO(ラインモ)、povo(ポボォ)の方が若干安いようです。
ライフスタイル別おすすめプラン決定チャート
各社ともオプションや割引システムがあり、新料金プランにサブブランドまで含めるとかなり複雑な比較になりますが、ここはあえてシンプルな基準で進めていきたいと思います。ステップ1から自分に当てはまるかどうかをチェックして、当てはまれば次のステップに進んでください。
現時点で毎月2,980円未満で済んでいるのであれば、あえて料金プランを変更する必要はありません。
ただし、現在の料金プランよりも安いものがあるか、データ使用量が増える見込みがある場合はプランの見直しをしたほうがいいでしょう。
毎月のデータ使用量が30GBを超えている場合、docomo(ドコモ)、Softbank(ソフトバンク)、au(エーユー)の大容量・無制限プランの中から選ぶ必要があります。
もしもご自身の生活圏が楽天モバイルの対象エリア(*1)に含まれているのであれば、メイン機あるいはサブ機として楽天モバイルという選択肢もあります。
*1 : 楽天モバイルの対象エリアはこちらでご確認ください。
楽天モバイルの最新情報はこちらの記事をご覧ください。
キャリアメールが必要な場合は、docomo(ドコモ)、Softbank(ソフトバンク)、au(エーユー)の小容量プランをご検討ください。
メールアドレスはG-mail(ジーメール)[Google(グーグル)が提供するメールサービス]など無料のものがあるので、キャリアメールにこだわる必要性は低いと思います。(利用しているサービスによっては変更の手続きが必要になり面倒ですが、デメリットとして考えられるのはその程度です。)
毎月のデータ通信量が20GB以内であれば、ahamo(アハモ)、LINEMO(ラインモ)、povo(ポボォ)の中からお選びください。
docomo(ドコモ)を使っている家族がいる場合は、家族割の対象となるのでahamo(アハモ)がおすすめかもしれません。
docomo(ドコモ)からahamo(アハモ)への変更手順について詳しくまとめた記事はこちらです。
週末にスマホでオンライン動画をまとめて観る人は「データ使い放題24時間」のオプションがあるpovo(ポボォ)が魅力的です。
月々の通信量が25GB以内であればUQモバイルの大容量プランLがおすすめです。(20GB以内であればpovo、30GB以上であればauの使い放題MAX)
Ymobile(ワイモバイル)は2回線目以降が月に1,080円引かれる家族割の恩恵が大きいです。なお、Ymobile(ワイモバイル)は血縁関係がなくても同居していれば家族として扱われます。
ご家族の人数やデータ通信量などを考慮して最適なプランを選んでください。
プラン見直しの際に見た目の安さだけで判断すると逆に高くつくことがあるのでご注意ください。
特に昔のプランは「2年縛り」を前提にしていたものが多く解約手数料を取られるケースが多くあります。ご自身の契約内容については、お手持ちの契約書を確認するか、お使いの携帯電話会社へお問い合わせください。
まとめ
この記事では各社の料金プランを比較した上で、ご自身のライフスタイルに最適な料金プランを選べるようチャートに沿って進めてきました。
スマホの料金システムは留守番電話機能などのオプションや継続使用、家族割、光回線などの割引が混在しているため、複雑で分かりにくいですよね。でも面倒くさがらずに一度は見直しを検討されてはいかがでしょうか。思わぬ節約ができるかもしれませんよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。