こんにちは、元公務員のharukaです。私はうつ病を発症し長期休職後に復職し、再発によって休職し、結局退職しました。(退職後も通院しています)そんな私の経験を基に、あなたに寄り添った記事が書けるよう心がけています。
「最近どうも調子が悪いけど、もしかしたらうつ病かも。でも、休んだら給料もらいないし…」とお悩みではありませんか?
特に家計を支える立場であれば、経済面の不安から「休みたいけど休めない」と思われるのはもっともなことだと思います。
そこで、この記事では、公務員が休職した場合に支払われる給料や手当について、丁寧に詳しく説明します。あなたの不安を減らして、ゆっくり休養できるようお手伝いさせてください。
休職中に支払われる公務員の給料や手当の額が知りたい
公務員のうつ病と休職制度
最近「寝つきが悪い」、「疲れやすい」、「頭痛や肩こりがする」という方は、うつ病について詳しく説明しているこちらの記事をご覧ください。
「毎日が辛くてたまらない。もう限界だ…」という方は公務員の休職手続きなどについて詳しく説明しているこちらの記事をご覧ください。
休職中の給料額は?
それでは、休職中の公務員の給料について説明します。
90日までは100%支給
公務員の場合、連続する90日間までは「病気休暇」として取り扱われ、その間は100%の給料が支給されます。
91日目から1年までは80%支給
91日目からは「休職」として取り扱われますが、「休職」は最大で3年間認められます。91日目から1年までの間は給与額の80%が支給されます。
1年から2年半までは傷病手当が支給されます
休み始めて1年間は所属する自治体から給料が支払われますが、1年を過ぎると「無給」になります。ですが、ご安心ください!1年後からの2年半までの間は、地方公務員共済組合から「傷病手当」が支給されます。
期末勤勉手当(ボーナス)は支給されるのか?
期末勤勉手当(ボーナス)は、「基準日(6月1日、12月1日)に勤務している職員」に支給されるので、休職者には在職期間(基準日直近の6ヶ月間の勤務実績)に応じて支給されます。
在職期間 | 割合 |
5ヶ月以上6ヶ月未満 | 80% |
3ヶ月以上5ヶ月未満 | 60% |
3ヶ月未満 | 30% |
給料以外に経済的な支援があるの?
1年間は所属自治体から給料の支給がありますが、1年経過後は地方公務員共済組合から「傷病手当」が支給されます。
傷病手当は、直近の12ヶ月の各月の標準報酬の月額の平均額を22で割った額の2/3の額(円位未満四捨五入)を1日分として、1月分がまとめて月末に支給されます。
傷病手当の具体的な額や必要な手続きについては、こちらの記事をご覧ください。
\ 毎月先着1,000名様 /
まとめ
この記事では、休職中の公務員に支給される給料や傷病手当について解説しました。
体調が悪くても、経済的な不安があると、なかなか休むことができませんよね?特に扶養する家族がいる方であれば尚更でしょう。
ですが、休職したとしても収入が保証されているのであれば不安も解消され、ゆっくり休むことができるのではないでしょうか。
現在苦しんでいる方は、一人で悩まないで職場の「EAP」や医療機関に相談してみてください。私も経験者なので苦しみは十分理解しています。あなたの苦しみが一日も早く解消されることを心から祈っています。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。