こんにちは、harukaです。
ここ最近、毎年のように「子供の読解力が低下している」という話題が出てきますが、「うちの子は大丈夫なのか?」と心配になりますよね?
そこで、この記事では「子供の読解力を上げる・身につける方法」について、わかりやすく丁寧に解説します。
子供の読解力は低下している?
子供の読解力は世界第15位!前回調査から7位も下落!
2018年のPISAでは、読解力(15位)、数学的リテラシー(6位)、科学的リテラシー(5位)という結果になり、このことから「子供の読解力が低下している」とニュースでも話題になりましたよね?
ちなみに2015年のPISAでは、読解力(8位)、数学的リテラシー(5位)、科学的リテラシー(2位)でした。いずれの分野も2018年に順位が下がっていますが、特に読解力の下降が著しかったため大きな話題を集めました。
果たして子供の読解力を上げることができるのでしょうか?
安心してください、読解力は身に付きます(上げられます)!
そのためには本を読む習慣を持つことが大事です。すると「じわりじわり」と気付かないうちに読解力がついてきます。
いきなり有名作家の小説などを読み切るのは大変です。慣れるまでは、5分、10分で読み終えることができる短いものがおすすめです。
読解力をつけるためにおすすめの本
学研 10分で読めるシリーズ
シリーズ累計400万部の実績を誇る「学研 10分で読めるシリーズ」がおすすめです。「物語」や「名作」、「伝記」などのシリーズが豊富に揃っていますので、お子様の興味があるものを選ぶことができます。
読書の習慣がないお子様でも、一つ一つのお話が短いので集中力を切らすことなく読むことができます。また、対象学年が分かるので選びやすいとも評判です。お孫さんへのプレゼントとしても人気があります!
1話5分!小学生のうちに読んでおきたい名作101(齋藤孝 著)
『世界一受けたい授業』の講師や、『全力!脱力タイムズ』のコメンテーターとしてお馴染みの斎藤隆先生が小学生向けに書かれた本です。
低学年向けには「トム・ソーヤの冒険」や「蜘蛛の糸」、「走れメロス」、中学年向けには「小公女」、「坊ちゃん」、高学年向けには「銀河鉄道の夜」、「三国志」、「人間失格」など、児童文学から長編小説、落語まで101作品が掲載されています。
「本だけでは心配だなぁ」という方には、斎藤孝先生監修の小学生向け作文通信教育講座「ブンブンどりむ 」はいかがでしょうか?
「ブンブンどりむ」は、小学生の「書く力」を軸に、「考える力」「読解力」「想像力」と子供の自主性を育む工夫がふんだんに凝らされた教材で、「作文の基礎」から「公立中高一貫校の受検記述対策」まで対応しています。
まとめ
「読解力」が求められているのは「教科の枠をこえて、考え、表現する」ためです。大学入学共通テストでマークシート式ではなく記述式を推進しようとする国の狙いもそこにあります。「読解力」は全ての基礎になる部分だと言えます。
今回は、小学校が読解力をつけるためにおすすめの本をご紹介しました。読書は習慣ですので一度身につけてしまえば、ごく自然に本を読むようになります。いきなり長編にチャレンジするのではなく、5分や10分と集中力を途切れさせないで一気に読めるボリュームのものをおすすめします。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。