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【体験談】うつかもしれない公務員の休職手続方法|公務員のうつ病

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こんにちは、元公務員のharukaです。私はうつ病を発症し長期休職後に復職し、再発によって休職し、結局退職しました。(退職後も通院しています)そんな私の経験を基に、あなたに寄り添った記事が書けるよう心がけています。

「眠れない」、「疲れた」、「身体がだるい」、「何をしても楽しくない」、「仕事に行くのが嫌だ」、「私の人生って何のためにあるんだろう?」、「死んだら楽になるかも」などお悩みではありませんか?もしかすると、それは「うつ病」のせいかもしれません。

とても苦しいですよね?そして、そんな苦しい状態でも「私が悪いんだ」、「自分が弱いからいけないんだ」と自分を責め続けているのではありませんか?あなたは悪くありません。大丈夫、安心してください。

今のあなたはには、休息が必要です。「これからどうすればいいのか」、「どのような手続きが必要なのか?」と不安だと思いますので、この記事では「公務員の休職制度」について詳しく解説します。

何も心配ありません!この記事のとおりにすれば大丈夫なので安心してください。
(*記事中、私の体験談的なコラムがありますが、長い文章を読む気になれない方は読み飛ばしていただいて構いません。アコーディオンタイプになっていてタブをタップすれば表示されるようにしています。)

目次

今すぐすべきことと今後の流れ

もう病院を受診されましたか?まだ受診されていないのであれば、早急に受診してください。「心療内科」や「精神科」で検索すれば見つけられると思います。私は「うつかもしれない」という自覚はありましたが、病院へ行くことや「もしうつ病だったらどうなるんだろう」という漠然とした不安を抱えたまま、市販の睡眠導入剤や風邪薬(眠くなるもの)を毎日飲んで胡麻化していましたが、それにも限界があります。やはり専門の医療機関で診てもらうのが一番です。

ガンと同様に受診するのは早ければ早いほどいいです。限界まで我慢して症状が悪化すれば回復に要する時間も長くなるので、かえって長期間苦しい思いをし続けることになります。

今後の大まかな流れ

STEP
専門の医療機関で受診してください

「心療内科」や「精神科」というキーワードで検索して、専門の医療機関で受診してください。

「近所はイヤ」かもしれませんが、今後通院する可能性があるので、あまり遠方だと後々大変になるかもしれません。それほど遠くない範囲の医療機関をおすすめします。
私は初めて病院へ行くときに人目が気になったのでキャップとメガネ、マスクで変装しました。

STEP
受付で「診断書を書いてもらいたい」ことを伝えてください

医師の診断を受ける前に具体的な症状を用紙に記入したり、ヒアリングを受けることがあります。

STEP
診断書を書いてもらう

お医者さんに「眠れない」、「食欲がない」、「だるい」など自分の症状を詳しく伝えてください。そして、「診断書を書いてください」と伝えてください。

診断書に書いてもらう療養期間は2カ月を目安にしましょう。私は何度も診断書を書いてもらうのが面倒だったので「6カ月」を希望したんですが、どうやら産業医と医療機関の間で「2カ月」という取り決めがあるそうです。ちなみに診断書の費用は2,000円~3,000円くらいです。(私の場合は2,500円でした)

STEP
診断書を人事担当部署に渡す

直接渡すのは難しいですよね?私は土曜日に受診して、その足で職場に行き人事課長の机の上に診断書を置いて庁舎内メールでメッセージを送りました。
※郵送でも大丈夫です

STEP
ゆっくり休んでください

休職の手続きは以上です。もう心配ありませんので、とにかくゆっくり休んでください。

90日間は「病気休暇」として取り扱われます。ゆっくりと療養できて元気になれば復職してください。
90日以降も療養が必要な場合は「病気休職」となり、最長3年間療養することができます。(「病気休職」は分限処分になるので処分の通知が郵送されてきます。)

休職中の過ごし方

自分を責めてしまう方へ

休み始めてしばらくの間は仕事のことや職場の人のことが気になると思います。「迷惑をかけた」と自分を責めるかもしれません。特に高度な専門性や大量の業務を任されていた方は「自分が抜けた穴で業務が回らなくなるんじゃないか」と、とても心配になると思います。ですが、最終的には意外と何とかなるものです。なたほどクオリティーは高くありませんが、問題になるほどの失敗がない程度のレベルで業務は回っていきます。このように言うと「自分じゃなくてもいいんだ…」と、一抹の寂しさを感じるかもしれませんが、あなたはとても必要な人で、あなたに代わる人はこの世にいません。
ですが、今のあなたには休養が必要なので休職することにしました。これはあなたの正当な権利なので、何も気にせずに自分のことだけを大切にして過ごしてください。

元気な頃は「時間があれば読書したい」や「いろんなとこに旅行に行きたい」と考えていたかもしれませんが、うつ病になると「何もしたいと思わない」状態になります。これはあなただけではないので安心してください。
休職中は、自分の「気分」を最優先させてください。「何もしたくない」のであれば、何もしないでください。

読書大好きな私が1ページすら読めなくなった

私もうつ病になるまでは「まとまって休めたら読書漬けの生活を送りたい」と考えていましたが、いざ休職すると1日かけて1ページも読み進めることができない状態になりました。実際に読み始めるんですが、集中できず全然頭に入ってこなくて、知らず知らず無意識に別のことを考えている。これを繰り返していました。

真面目/完璧主義の方は注意してください

「ダラダラ過ごすのは許せない」、「この機会に何かスキルを身につけよう」、「せめて家事だけでも」と思われるかもしれません。真面目な性格の方は特にそう思うことでしょう。実際私も同じように考えて、家事を完璧にこなし、プログラミングの勉強を始めました。しかし、勉強ははかどらず夕方になると疲れてグッタリします。やることがたくさんあるとうまくいかずイライラして家族に当たり散らす日が約半年続きました。

自分のご機嫌をとるのが一番

結局、私は約3年間休職したのですが、回復したきっかけはカウンセラーに言われた「何もしない自分を許そう」という言葉でした。実は「何もしない」ということは意外と難しいもので、私は常に「こうあるべきだ」という基準を作って自分を縛り続けてきましたが、休職して2年半経過した頃からようやく「自分の気分のままに過ごす」ことが少しずつできるようになりました。
私は朝目覚めて自分の体調を確認します。「今日は何かしたいことがあるかな?」と自問自答します。「ゴロゴロしたい」、「本を読みたい」、「アニメを観たい」、「もう少し寝たい」、「何もしたくない」、体調や気分は毎日違いますし、時間帯によっても違います。その時に「自分が一番したいこと(または何もしたくないという気分)」を優先してください。

公務員の休職と給与

公務員の場合、90日までは「病気休暇」扱いとなり、91日目以降3年間「病気休職」をとることができます。その間の給与は次のとおりです。

休職期間区分支給給与額
90日まで病気休暇全額
91日から1年まで休職処分給与の8割
1年から2年6カ月まで休職処分給与の6割(傷病手当)
2年6カ月から3年まで休職処分無給

当分は経済的な心配をせずに過ごしていただいて大丈夫です。将来的なことはまだ考えないようにしましょう。

\ 毎月先着1,000名様 /

まとめ

今回の記事は、「最近眠れない」、「疲れがとれない」、「イライラする」、「落ち込んでいる」と「うつかもしれないな」と感じはじめた方に届くことを願って書きました。

何をすればいいのか分からなければ、今すぐに病院へ行ってください!言いたいのはこれだけです。後のことは一緒にゆっくりと考えましょう。

安心してください、最終的には必ずよくなるので大丈夫です。1日も早いご回復を心からお祈りしています。

つらい時に最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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この記事を書いた人

公務員を辞めてブログ執筆を中心に活動中。
好きなことは読書、コーヒー、家電、美容などです。自分が疑問に感じたことや自分で実際使ってみてオススメしたいものなどについて、初心者の方でも分かりやすいように説明することを心がけています。よろしくお願いします。

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